【主題】
■地域づくり(まちづくり)を中心に、現代社会に関わる事柄に関わる政策的思考の基礎づくりをおこないます。
■人々が働き暮らしやすい地域づくりにむけて、多様な視点からアプローチでき、いろんな考え方をまとめていく社会的思考の基礎を学んでいきます。
【指導方針概要】
■世界で起きている様々な出来事(政治、都市、文化等々の現代社会にかかわるどんなことでもOK)、あるいはより身近な出来事に興味を持つことで、なぜそのような事が起こったのかを順序立て(起承転結)、論理的に思考する力を身につけていきます。
■あるいは、ある分野で注目されている人物のインタビュー記事をもとに現代社会を切り開く視点や変えていく力のよりどころを考えていきます。
■それを文章化すること、さらに皆の前で発表(プレゼンテーション)することで、あなた自身の考え方を再整理していきます。ただし、はじめのころの演習では、見本を示します。文章力やプレゼン力のたかめていくためには、量(数)をこなすことが重要で、をれを通じて質(内容)が高まっていきます。
■また必要に応じて社会の現場(地域づくりの現場)に出て、まちづくりの実践を学びます。様々な現場では、様々な人々との出会いがあります。その出会いが発想を刺激するはずです。
■これまでの現地視察の例として、常滑やきもの散歩道、半田蔵のあるまち、大須商店街(名古屋市中区)、円頓寺商店街界隈(名古屋市西区)などが挙げられます。その過程で地域の課題の発見や解決策を考えていきます。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか』 高松平蔵 学芸出版社 2016 『地方創生の罠』 山田順 イーストプレス 2016 『中部の都市を探る―その軌跡と明日へのまなざし』 中部都市学会編 風媒社 2015 『デフレの正体』 藻谷浩介 角川書店(岩波oneテーマ21) 2010 『成長主義を超えて』 矢作弘・小泉秀樹 日本経済評論社 2005 上記は参考文献として提示しました。
専門基礎演習の時間には、その都度資料を提供したり、指示したりします。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
■専門基礎演習に受動的でなく、能動的に参加することが、あたな自身の成長を促します。積極的参加が楽しい演習につながっていきます。皆で意義ある演習の授業を作っていきましょう。
■とりわけ都市やまちに興味ある方は歓迎します。まちを元気にしたい、住みやすくしたい、観光客を呼び込みたい、まちに誇りをもちたい、などなど、いろんなテーマでアプローチはできます。
■無断欠席は認めません。