【講義概要】
本講義は、こどもの運動指導を適切に実践するために必要な、基礎的知識の修得を目指す。具体的には、指導の前提となるこどもの運動発達とその測定法に関する理論的知識を学習し、その上で指導の基本的考え方、内容、配慮事項等を含めた実践的指導法について学習する。さらに、こどもの運動能力や運動指導に関する社会的環境についても学習する。
本講義は、下記3名の教員によるオムニバス方式により行われる。
四方田健二/5回:こどもの運動指導の方法や運動あそびの多様な活動とその意義について学習する。
沖村多賀典/5回:こどもの運動能力の時代変化や運動指導における地域・学校・家庭の役割について学習する。
中野貴博/5回 :こどもの運動発達の特徴、獲得すべき運動動作および運動能力の測定法について学習する。
【学習到達目標】
こどもの運動発達とその測定法について、適切に説明することができる。
こどもの運動指導に関する知識を踏まえて、指導計画を立てることができる。
【履修上の注意】
担当教員毎に課題を出す。
各分野との連携も理解するように学習すること。
【事前準備学習】
こどもの運動・体力・スポーツに関する時事ニュースについて、事前に調べておくこと。
事後にはノート・資料を見直し、疑問点を調べてみるなどして、理解を深めるよう努めること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に定めない。 |
参考書 | 各担当教員より紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
担当教員毎に提示される課題に対するレポート内容で評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 運動・運動遊びの指導の留意点(四方田健二/5回) | |
2 | 主運動につながる準備運動 | |
3 | 基礎感覚づくりの運動 | |
4 | 教材、教具づくりの視点 | |
5 | 運動指導の計画と実践 | |
6 | こどもの運動能力の時代変化(沖村多賀典/5回) | |
7 | 運動指導における地域の役割 | |
8 | 運動指導における学校の役割 | |
9 | 運動指導における家庭の役割 | |
10 | 運動指導をめぐる人的・物的環境 | |
11 | 幼少期の子どもの運動発達の特徴(中野貴博/5回) | |
12 | 動きの多様化と洗練化 | |
13 | 走・跳動作の発達と評価 | |
14 | 投動作の発達と評価 | |
15 | 身体活動量の評価と生活との関係 | |
16 | 定期試験期間 | |