【講義概要】
特別活動は、子どもたちが学校生活の中で最も楽しみにしている教科外活動の代表であり、教育課程の一領域として位置づけられている。本講では、この特別活動の重要性と困難性を、小集団演習を通して体験的に深めていきたい。
【学習到達目標】
・特別活動の意義や指導法について、グループ検討を通して理解を深める。
・特別活動の3内容の現状と問題点について、グループ検討を通して理解を深め、併せて、活性化の具体的な提案を行うことができる。
【履修上の注意】
本講は、小集団体験学習を重視した授業展開を特徴とする。
【事前準備学習】
学習指導要領の「特別活動編」を通して、具体的な課題意識の掘り起こしを行う。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は特に指定しません。 |
参考書 | 『新訂キーワードで拓く新しい特別活動』 日本特別活動学会監修 東洋館出版社 2010 『特別活動論』 犬塚文雄編著 一藝社 2013 『中学校学習指導要領解説 特別活動編』 文部科学省 ぎょうせい 2008 『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』 文部科学省 海文堂出版 2009 |
指定図書 | 『特別活動論(新・教職課程シリーズ)』 犬塚文雄編著 一藝社 2013.8 |
【評価方法】
リフレクションペーパー(30%)・グループ検討レポート(20%)・学期末試験(50%)の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 子どもたちの今日的状況と特別活動 | |
3 | 特別活動の目標と内容 | |
4 | 特別活動の基本的性格(特質) | |
5 | 特別活動と総合との関連 | |
6 | 特別活動と道徳との関連 | |
7 | 特別活動とボランティア活動 | |
8 | 望ましい集団活動の条件 | |
9 | 学級活動・ホームルーム活動の現状と課題 | |
10 | 生徒会活動の現状と課題 | |
11 | 学校行事の現状と課題 | |
12 | 特別活動の歴史と今日的意義 | |
13 | 特別活動と生徒指導 | |
14 | 特別活動の評価 | |
15 | 特別活動の課題と展望 | |
16 | 定期試験期間 | |