【講義概要】
企業が「学生に求める能力要素」と、学生が「企業で求められていると考える能力要素」には大きな差異がある。
企業が学生に対し「主体性」「粘り強さ」「コミュニケーション能力」といった「社会人基礎力」に類する内面的な能力要素の不足を感じている。
しかし、学生はそれらの能力要素への意識は低く、「自分は既に身につけている」と考えている。
学生は「語学力」「業界に関する専門知識」「簿記」「PCスキル」等の不足感を感じている一方、企業側はそれらの能力要素に対し特に不足感を感じていないのが現状である。
特に企業が必要としている能力に「問題発見」が取り上げられている。
企業とのコラボ活動においては、「問題発見能力」と「やる気」が重要と言われている。
この講義では、企業が学生に求めている、いろいろな要素の中から最も大切だと考えられる、「問題発見能力」と「やる気」について考えたいと思う。
【学習到達目標】
教員が作成した資料(データで配布)を秋期の15回の講義でしっかりと読み込むことが大切である。
この講義では、資料をしっかりと読みこなし、受講生が少しでも講義に関心を持ってくれることに期待する。
ただし、講義は楽しい学問でもありつまらない学問でもある。
楽しい学問にするのか、また、つまらない学問にするのかは、受講生によって決まる。
この講義を学ぶことによって、意味ある大学生活を考えてほしい。
【履修上の注意】
第1回目の講義には必ず出席すること。以下の7点について詳しく説明する。
1 講義には基本的には必ず出席すること。
2 出席確認の為に、ミニッツペーパーを必ず利用する。書き込みをしていない場合は欠席とする。
3 ミニッツペーパーは必ず、13回以上提出することが単位を出す(受験資格がある)最低条件とする。
4 課題は各自で指示された方法で必ず提出する。
5 授業開始30分が経過した時点で欠席とする。
6 講義(対面の場合)は、座席指定とする。指定された座席で必ず受講すること。
7 対面での授業中の携帯電話の操作や私語など、他の受講生に迷惑を変える学生には退出してもらう。退出させられた学生は欠席扱いとする。
履修に関する注意事項を述べたが、受講生は常識のある学生ばかりであると信じている。
【事前準備学習】
第2回目から14回目は、指定した資料を事前に読んでから講義に参加すること。
その場合、各自で、重要と考える部分や質問がある部分などにはチェックをしておくことが大切である。
また、感動したことや新しい発見などがあった場合は、メモなどに残しておくことも大切である。
本来、講義科目は1回の講義に、90分の予習と90分の復習を行うものである。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書・参考書は後日指定する
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参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点30%(毎回講義終了後にミニッツペーパーを提出)、課題提出50%(5回の課題をミニッツペーパーを利用して提出)、まとめ20%の合計100%で評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | NGUドリルってなんだ SPI試験を受ける準備 | |
3 | 「問題発見能力」がなぜ必要なのか | |
4 | 「やる気」がなぜ必要なのか | |
5 | 「問題発見能力」と「問題解決能力」を考えてみよう | |
6 | 個人で資料を読んで「なにが問題」なのかを考えよう | |
7 | 資料から取りあげた「問題」はどうすれば解決するのかを考えよう | |
8 | 自分の解決策を他者に伝えてみる 前半 | |
9 | 自分の解決策を他者に伝えてみる 後半 | |
10 | グループで資料を読み「なにが問題」なのかを考えよう | |
11 | グループで資料から取りあげた「問題」はどうすれば解決するのかを考えよう | |
12 | グループでの解決策を他者に伝えてみる 前半 | |
13 | グループでの解決策を他者に伝えてみる 後半 | |
14 | ケースを読んで「問題」を探してみる | |
15 | ケースを読んで取りあげた「問題」の解決策を考えてみる | |
16 | 定期試験 | |