【講義概要】
現在スポーツ業界において、競技力向上および、試合に勝利するために様々な情報(データ)が選手個人の技能向上や、チームの戦術立案などに用いられている。的確な情報を収集・分析し、情報を活用するためには、選手指導や戦術理解において重要な要素であると考えられる。
この授業では,主に競技力の向上や、戦術理解について、スポーツに関連する様々なコンテキストにおいて情報の収集、分析について理解し、学習者自身の競技生活に参考とするのみならず、将来指導者としてスポーツ指導に携わる際、情報分析を応用した指導法についても解説し、実践場面への介入法・指導法についても講義する。
【学習到達目標】
①情報(データ)から得られる解釈の留意点を理解する。
②スポーツ競技における情報収集・分析の方法を習得する
③情報分析に関して実践現場に生かす介入法・指導法を習得する。
【履修上の注意】
講義では常に問題意識を持ち、疑問を膨らませながら、学んだ内容を実践場面に生かすにはどうすべきかを主体的に考えながら取り組んでください。
【事前準備学習】
スポーツ競技において公開されている記録および受講生各位の実践現場での記録などについて積極的に情報収集しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 随時資料配布を行う。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点,授業内のレポート(毎回)、最終課題、および、試験による総合評価。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 情報分析概論 | |
3 | 情報の収集について | |
4 | スポーツ戦術戦略について | |
5 | スポーツ情報分析を用いた戦術・戦略の立案について | |
6 | 量的分析と質的分析について | |
7 | スポーツ情報分析における測定及び、評価について | |
8 | 諸外国における情報分析の実践例 | |
9 | スポーツ情報分析の課題 | |
10 | スポーツ情報分析の実践例 (バスケットボール) | |
11 | 情報の反映及び、介入例(バスケットボール) | |
12 | 情報分析と映像分析について | |
13 | スポーツ情報分析の実態 個人種目 | |
14 | スポーツ情報分析の実態 団体種目 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |